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消費税は強行採決された

 1988年12月24日 
 
 第113臨時国会は「リクルート事件」の審議が長引いた。そして消費税導入の法案が竹下内閣によって強行採決され衆議院を通過した。導入の目的は「福祉のため」と説明された。

 国民世論は消費税導入を強く拒否していた。日本共産党と日本社会党が、首相問責決議案など5本の決議案を提出し、二院クラブも加わって投票の「牛歩戦術」で徹底的に抗戦したが・・・。

 3%消費税は翌1989年から実施された。

 1997年に「自民、社会、さきがけ連立政権」によって消費税は5%に引き上げられた。税率引き上げの目的はまたもや「福祉のため」と説明された。

 この税率引き上げ後、景気が冷え込み、国の税収は90兆円から76兆円に激減した。暮らしも経済も財政も大きなダメージを受けた。そしてまた、年間の自殺者が30,000人超となり、いまも続いている。

 「福祉」はどうなったか・・・・説明は要らないだろう。

 
 
 



  
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by hara-yasuhisa | 2012-03-31 22:06 | Comments(0)

ルージュの文字

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 三段壁はその昔に大物をねらって通いなれたところ。この釣り場には、こんな物語もある。

 二人が身を投げた三段壁の岩肌にルージュで書かれた次の文字があった。 
“ 白浜の海は今日も荒れてゐる ”

 1950年6月のある日、22歳と18歳の若い男女がこの岸壁に散った。青年は父の再婚相手の連れ子だった娘と恋におちた。

 が、許されない(当時)義兄妹の恋。ルージュで書いた最後のことばは、翌年の同じ日に友人によって岩に刻みこまれた。

 二人が逝った日も今日のようにつよい風が通り、岸壁を潮が洗っていたんだろうか。
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by hara-yasuhisa | 2012-03-29 13:16 | Comments(0)

ポスター

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  いまさら何をと言われるかもですが、自分のポスターがそこここに張り出されているのはなんとも気恥ずかしい限り。何度やっても恥ずかしいなあって思う。

  70本吸っていたタバコをやめて3年半が過ぎ、体重が3キロ増えたまま固定してしまいふっくらした面立ちになった。喫煙の害悪を思えば何ほどのこともないのですが・・・。(写真は、白浜温泉にある高田県議の事務所)




  
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by hara-yasuhisa | 2012-03-27 21:40 | Comments(0)

方言


  紀伊半島は広い。

  コテコテの方言を使われると意味が分からないことがよくある。(あんたの方言が一番きついわといわれそうだが)

  西牟婁あたりでは、「今日わは何曜日なよ?」「今日わは水曜日や」-といったりする。この言い方は独特なもので若い人はほとんど使わない。

  去年、湾内に迷い込んできたクジラを見て、「やにこい大きいなあ」と中学生がいうのを耳にした。「やにこい」は「ものすごい」という意味だが、別に「虚弱な」「病弱な」という意味でも使う。「あの人、やにこかったさかなあ」などと。

  紀州の人は「ざじずぜぞ」と「だぢづでど」の区別がつかないとよくいわれる。だけど、白浜や上富田あたりでは区別して発音する人も多いから、すべての土地でそうなのではない。

  「でんだいこぼいたさか、れいどうこの上のどうきん取ってだ」-とまあ、年配の方のなかにはこういうふうに言う人もいる。これでいいんじゃないかと思う。なんとも味があるではないか。

   ただ、「どうきん」と入力して「雑巾」と変換しないとパソコンに怒っても仕方がない。(写真は南紀州の谷川の流れる里)



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by hara-yasuhisa | 2012-03-27 12:10 | Comments(0)

ああ それにしても

 日本より狭い国はいくらもある。

 ドイツは日本よりも国土が狭い。山の面積は日本の半分以下なんだが、そこから生産される木材はなんと日本の4倍とのことだ。日本の半分以下の広さで4倍の木材が生産される。効率にすれは8倍。日本はドイツの8分の1ということだ。

 以前、森林組合の方から聞いた。ドイツでは100年を超えても木と木の間に光が十分に入るよう計算して間伐し伐採しているとのこと。森の中でも木々の下の方まで葉が茂っている。地面もさほどじめじめしていない。光が十分入っているのだ。

 日本の生産量は1900万立方メートルで、9000万立方メートルを輸入している。日本がドイツ並みに効率よく生産できれば、いまの8倍もの木材が生産できるではないか。 国内需要が1億立方平方メートルらしいから、なんと自給率150%。 輸入どころか輸出だってできる。

 ドイツは林業国である。林業の雇用は100万人で、クルマ産業の雇用は70万人。林業がドイツの経済を支えもし国土保全の大きな柱にもなっている。
 ああ、それにしても日本よ。



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by hara-yasuhisa | 2012-03-23 23:50 | Comments(3)

  “山が荒れる”とよくいわれる。

  植林された山が管理されず放置されているという意味だが、そういう山は下草刈りもされず動物が住める場所もふえる。

 里山だって放置されれば人間と野生動物の緩衝地帯としての効果が薄れる。それは農地への野生動物の侵入を招くことになる。
 里山には色んなドングリのなる木が多くあり、シカや野うさぎなどの格好の餌場でもある。

 野うさぎはキツネや猛禽類に捕らえられ、結果として個体数の調整になる。が、シカは人間以外に捕らえるものがいない。

  シカが増えすぎるということは下草や笹やぶなどがなくなり、茂みが好きな野鳥が減る原因にもなる。

  駆除したシカを食用にするにも処分するにも地元まかせではダメだろう。自治体が施設を作り処理しているところがふえている。 (写真は熊野川町で車の前に現れた日本カモシカ)


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by hara-yasuhisa | 2012-03-23 08:24 | Comments(0)

山桜

  枯木灘を訪ねた。

  何人かの方々と会い政治談議をした。国道42号の前は太平洋。風はまだちょっと冷やこい感じだが山桜はこの写真のとおりだ。

  どの家でも庭にいろんな作物を植えているが、サル、シカ、イノシシが来ては悪さをする。みんなネットを張っているが、サルは手で破って一匹が中に入り、もう一匹は外で見張り役の連携プレー。どもならんよとご主人。

  共産党に入るよ、って心強いことをいってくれた男性。日曜版(しんぶん赤旗)なら入れてくれてもいいですよ、といってくれたのは女性。



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by hara-yasuhisa | 2012-03-21 13:27 | Comments(1)

麦の畑

麦畑。
 
 「むぎばたけ」とどうして畑の読みが濁るんだろう。「人々」もひとひととはいわず「ひとびと」と濁る。こんなこと数えあげればきりがないが、なんでそうなるの? 田畑は普通は「たはた」と読むが、これはどうして濁らないのか?

 麦畑の間に「の」とか「と」を入れてみる。「麦畑」は「麦の畑」であって、「麦と畑」ではない。田畑は「田と畑」であって、「田の畑」ではない。そのことばに主従の関係があるときは濁ると、まあそういうふうに覚えている。

 1階、2階、次は・・・。最近の若者は3階(さんかい)などというらしいが、ほんとうは「さんがい」だ。けど、それで意味が通らないわけでもないから、日本語は時代とともに変化し発展する。それでいいと思う。奈良時代の言葉を聞いても、いまとはまったく違っていて分からない。 

 それにつけても、この風景。麦畑はほんとに少なくなった。数年前、思い出したように「昔は麦まきの一番の名手やってんで」と、母が得意げにいった。 20代の母は右の腕をひねり手の平から麦の籾(もみ)をまきながら麦畑を歩いたんだろう。



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by hara-yasuhisa | 2012-03-20 17:38 | Comments(0)

新宮市高田

  新宮市高田の知り合い数人を訪ねた。

 見ると、川べりの木にフトンが引っかかっている。あの去年の洪水からもう半年も経っているのに。傷つき荒れた姿をさらしていた。

 道路が崩壊してそのままになっている場所もいくつもある。知り合いのひとりは「行政は私らの暮らしを本気で考えてくれてない」と怒る。行方不明になったままの方もいるとのことだった。

 熊野川の川べりで飲食店を営む知人が「この川の濁ってるの見てよ」 「あの水害からこっち、ずうっと濁ったままや」 「ダムが汚れた水を出しっぱなしやもん」 「鮎かけに来るお客さんらないわ」と。

 川には倒木や流木がそこここに放置されたままだ。


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by hara-yasuhisa | 2012-03-18 22:35 | Comments(0)

お金があろうとなかろうと

 ほんまかよっ! と驚く人もいるかも知れない。

 イギリスは実に国の予算の半分を社会保障に当てている。アメリカでさえ巨額の国防予算よりも多くのお金を社会保障に当てている。 日本はというと、社会保障の予算は全体のおおよそ4分の1だ。 

 なのに、社会保障予算が多すぎるのではないかと攻撃する人たちがいる。もっと民間保険の活用をと、内外の大手保険会社が主張している。なんでもかんでも儲けの対象にする連中だ。お金があろうとなかろうと、いざというときに平等な医療を受けられるのが社会保障というもんだ。

 日本国民はすでに税金や保険料を払っている。なのに、病院で窓口負担があるのは二重取りだ、との意見は正論だ。世界には窓口負担がゼロの国がたくさんある。
  窓口負担がゼロということは、医療に必要なすべては社会全体で負担するということで、ヨーロッパの国々ではずうっと前から常識だ。

  医療と教育が完全に無料なのは社会主義をめざすキューバだ。 幼稚園から大学院まで、勉強したい人は一円も負担せずに学べる。病気になったらお金の心配なしに最高の医療が受けられる。

  だけど、資本主義のヨーロッパで「窓口負担ゼロ」というのはハンパなことじゃない。生命や健康を守るということは個人の問題ではないということ。そこには、社会保障は人類の生命そのものを守ることなのだという重い認識がある。日本は、明らかに遅れている。
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by hara-yasuhisa | 2012-03-16 21:27 | Comments(0)


折ふしのうた


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