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 ブラウスの中まで


  ブラウスの中まで明るき初夏の日に けぶれるごときわが乳房あり


 
  たとえば君 ガサッと落葉すくふやうに 私をさらって行ってはくれぬか


  あなたらの気持ちがこんなにわかるのに 言い残すことの何ぞ少なき


  しつかりと飯を食はせて陽にあてし ふとんにくるみて寝かす仕合せ


  共に棲みまだ七・八十年はあるやうな君との時間ゆつくり過ぎよ


  あほやなあと笑ひのけぞりまた笑ふ あなたの椅子にあなたがゐない


  亡き妻などとどうして言えよう てのひらが覚えているよきみのてのひら 


  手をのべてあなたとあなたに触れたきに 息が足りないこの世の息が



 3月28日の「しんぶん赤旗」1面「インタビュー」に永田和宏さんが登場した。細胞学が専門だが短歌も詠み、奥さんとの共著「たとえば君 40年の恋歌」がある。その中からひろってみた。
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by hara-yasuhisa | 2014-03-29 16:39 | Comments(0)

 湯の花橋から今津橋へ

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 この辺りにはどれほどの桜の樹があるんだろうか。数百本の単位ではないことはひと目で分かる。来月の「さくら祭」にと、桜の樹という樹に提灯がとりつけてある。


 「生まれて育った家はダム湖のずっと底やよ」。畑にいた近所のAさん、「ダムが出来てかれこれ60年やなあ」と言う。「家の数? そらもう無茶苦茶減ってしもおたなあ」。

 
 湯の花橋から今津橋に向かう途中、雨足が少し強くなった。ヒーターを入れないと車でも寒い。花冷えというやつだ。少し咲きはじめた桜が冷たい雨にぬれている。


 午前中はHさんとNさんと、午後はHさんとこの間の「つどい」参加のお宅を訪問し懇談した。数人の方が入党し「しんぶん赤旗」を購読してくれた。「歓迎会を開くことにするわ」、Hさんが言った。





 
 
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by hara-yasuhisa | 2014-03-26 19:41 | Comments(0)

 写真

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 写真を撮るときにいつも考えていることは、そこに哀愁(ペーソス、Pathos)や抒情(リリシズム、lyricism)を感じてもらえれば、ということだ。 

 この一枚も。特別の風景でもない、過疎がすすむ山々に囲まれた南紀州の小さな集落。冬枯れの里。どこからかトンビでもやってきそうな気がするが、そのすがたを想像してもらえるような写真でないとダメだ。

 だけど、満足のいく写真は滅多に撮れない。
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by hara-yasuhisa | 2014-03-24 14:28 | Comments(0)

 自民党の町議も

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 3連休最後の日、東牟婁のとある山深い里での「つどい」に参加した。

 途すがら苗代づくりの田んぼにを見た。この辺は紀伊半島でもっとも早く田植えをするところだ。

 廃校の一室をかりての「つどい」には5人が参加してくれたが、一人は現職の自民党町議の方。「自民党員がいうのは変やけど」と言いつつ、彼は「自民党の政治と対決できるのは共産党しかない」という。最近の「つどい」にはちょくちょく自民党員の方が参加してくれる。
 

 山の桜はもう散りはじめている。やがて葉桜の季節となり、南紀州は初夏に覆われる。




















 
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by hara-yasuhisa | 2014-03-23 19:34 | Comments(0)

 ふるさとの海

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 墓掃除をすませて、才野からお熊野さんを越えて浜に出てみる。

 水面を過ぎる風は少し冷たいが、穏やかなふるさとの海だ。
 キスを狙っているんだろうか、釣り人がふたり。

 泳ぎたいが、さすがにまだその季節ではない。





 
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by hara-yasuhisa | 2014-03-22 13:16 | Comments(0)

 共産党に入りたかった

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 白浜町中区の広畑選挙事務所から、日置の町をまわって市鹿野の丸本選挙事務所へ。

 丸本事務所で思わぬ方と出逢った。もう90歳に手が届くというAさん。お姿は見かけたことはあるが、ことばを交わしたことはなかった。

 生まれた奈良県の山奥を出奔した、遠い日のことなどをお聞きしながら小一時間が過ぎた。ふと、「若いころから共産党に入りたかったけど、結局よう入らずじまいでこの歳になった」とつぶやかれた。

 思わずお顔を見た。高齢で少しお疲れの様子が見てとれる。Aさんからそんなことばが出るとは予想もしないことで、この方の90年の来し方に思いをはせた。

 「あんたとこんな話ができるとは思わなんだ」と、同行の息子さんの車に乗るときにAさんはそう言った。

 
 市鹿野からの道すがら、谷川沿いに白い花が咲いている。山桜に似ているがそれにしては幹が細すぎると思った。
 
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by hara-yasuhisa | 2014-03-13 09:52 | Comments(1)

 オスプレイのこと


 米軍のオスプレイが白浜に来るという話を耳にした。

 関西屈指の観光地、温泉の白浜、ひとときの憩いを求めて多くの人々が足を運んでくれる。町内外の人々は、このオスプレイ飛来をどう受けとめるだろうか。

 つい先日の3月2日、事故を起こしたオスプレイが嘉手納基地に緊急着陸した。ひとつ間違えば、大きな惨事になっていた。この事故をうけて3月6日、嘉手納町議会は「オスプレイの飛来禁止決議」をあげた。

 井澗誠白浜町長は、「巨大地震で津波などが発生して道路が寸断されれば空からの救援が不可欠になる。オスプレイの参加については、県と十分協議を重ねていきたい」とのコメントを昨年出した。

 「琉球新報」の社会部々長の話を読んだ。
 「在沖米軍トップは共同通信のインタビューで、オスプレイは世界でもっとも安全な航空機、と言い放った。情報隠しをする組織の説明をうのみにして安全性を信じるわけにはいきません。だからこそ、沖縄の41市町村長すべてが普天間配備に反対している」と。
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by hara-yasuhisa | 2014-03-09 14:00 | Comments(0)

 熊野灘

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 ああ しずかだしずかだ
 めぐり来た これがことしの私の春だ
 むかし 私の胸うった希望は今日を
 いかめしい紺青となって
 空から私にふりかかる
 (中原中也の『春』の一節)

 自然が織りなす景色には限りというものがない。あの頃の、あの時刻の、あの風景。 胸に仕舞った記憶の片鱗が、ふと光芒を放つときがある。中也がなにを思ってこの詩を書いたのかは知らないが。

 
  大海の 磯もとどろに 寄する波  われて砕けて さけて散るかも

 千年のむかし、源実朝は熊野灘をそう歌いこの海に身を投じた。

 もう春だ。ここ熊野灘の一帯は絶好の釣りポイントが多い。多くの釣り人がこの地に心を馳せる。
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by hara-yasuhisa | 2014-03-08 08:09 | Comments(2)

 すぐ春は

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 滅多に、というか、もう10数年は足を運んでいない自宅近くの裏山に、カメラをもって行ってみた。


 いた!  

 うぐいすの鳴くころが来れば、そのあとからすぐ春は追いかけてくる。一瞬ののち、姿を見失った。
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by hara-yasuhisa | 2014-03-04 08:15 | Comments(1)


折ふしのうた


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