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 若い世代と学習

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 若い世代の活動家のみなさんと始めた学習会も回を重ねてきて、次回から「家族、私有財産および国家の起源入門」(不破哲三著)の第6章にはいる。

 この入門書は、冒頭のいくつかの章が大変難解な問題をテーマにしている。難解な理由は、この数章が太古の時代の男女関係、太古の時代の婚姻形態を扱っているからである。学校で学習する人類の歴史の枠外がテーマで、この時代のことは若い世代でなくても厄介なものだ。

 モーガンは「文明時代は人類史の一断片だ」と言ったが、マルクスは「それもごくわずかな」と書き加えたと不破さん。人類史の曙に、人間が木からおりて二本足で立ってから数百万年だ。「社会」と呼べるような歴史を形成してから数万年だ。

 「人類の前史」のあとに来る「人類の本史」に生きるはるか未来の人間から見れば、現代とはどんな時代なのか。この「起源」の著者であるエンゲルスは、「・・・将来のすべての世代にとってつねにきわめて興味深い歴史上の一時代」としてふり返るだろうと書いている。

 人間社会の「前史」を終わらせ、未来社会を切り拓こうと奮闘している、今日を生きている若い世代の活動家にとって、この本は大きな世界観的確信を与えてくれるんではないだろうか。

 第5章「階級社会の一夫一婦婚」が終わった。さあ、次回は第6章「結婚と家族の日本史」・古代日本における恋愛と結婚」だ。


 (写真は、テキスト)
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by hara-yasuhisa | 2017-01-27 16:06 | Comments(0)

 ああ、稀勢の里

 白鵬の左が入り、攻め立てた。またこのパターンかとあきらめた瞬間だった、なんと稀勢の里が土俵に残り、白鵬が前に倒れたのだ。

 外人の力士が頂点に立つようになり、日本人の横綱は若乃花で途絶えている。多くの相撲ファンの熱い期待を一番感じていたのは、稀勢の里その人だった。

 その重圧に何度も何度もつぶされてきた。実力がありながら、ここ一番の勝負になかなか勝てない。だが、今場所は違っていた。横綱を破った瞬間、限界をこえた稀勢の里がいた。

 自分を信じて進んできた稀勢の里がそこにあった。飛躍が起きた。この一語に尽きる。負けた白鵬はきっとそれを感じたに違いない。

 これから、どんな相撲を見せてくれるのかは分からない。多分、またやきもきさせられる相撲をとるのかも知れない。稀勢の里は稀勢の里の相撲をとればいいのだ。 
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by hara-yasuhisa | 2017-01-23 21:33 | Comments(0)

 もっと日本語を

 この本には、

 「日本人同士で会話をしていて “そんなわかりにくい言葉を使わなくても……” と感じるようなことはありませんか? ビジネスにおける会話や、政治家、専門家の講義などに多いですね」と書かれていて、まったくだと思った。

 著者は、「無駄に多用されるカタカナ語は日本人が聞いていても違和感があることも多いですが、外国人から見るともっと不思議な気持ちになる」のだそうだ。

 『もう一度学ぶ日本語』(長尾昭子、デイビッド・セイン著)は、長い間、外国人に日本語を教えてきた長尾昭子さんと、英会話講師で多くの英語本の著者でもあるデイビッド・セインさんとの共著。

 そこでは、日本語に戻したいカタカナ語トップ10が紹介されている。

 1、リスペクトする ⇒ 尊敬する・敬意を表する
 2、ネグレクトする ⇒ 無視する・おろそかにする
 3、サーベイランス ⇒ 調査監視
 4、スキーム ⇒ 計画
 5、スクリーニング ⇒ ふるい分け
 6、トレーサビリティー ⇒ 履歴管理
 7、アジェンダ ⇒ 予定表・行動計画
 8、エンパワーメント ⇒ 権限付与
 9 コンソーシアム ⇒ 共同事業体
1 0、パブリックコメント ⇒ 意見公募

 どうだろうか。

 あたり前のことだが、どれも日本語のほうが分かりやすい、と思うのはぼくだけだろうか。なぜ、こうした言葉をカタカナ(英語)で言ったり書いたりするのだろうか。

 カタカナでなく日本語を使うことのほうが、相手の立場やこころによりそって自然な話ができるのではないだろうか。

 もっと日本語を大切にしてほしいと、せつに思うこのごろである。
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by hara-yasuhisa | 2017-01-20 22:52 | Comments(0)

 新しい日

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  照りかえす水面の陽ざしまぶたとじ波の音よせて逢いたかりけり

 ゆう(昨年亡くした次男)が好きだった地元の入り江に足をはこび、そこでの拙歌。
 ことしの元日は穏やかな南紀州の気候に辺りが包つまれたが、ゆうが欠けた哀しさを家族それぞれに胸にしまって新しい日を迎えた。

 4日早朝、仕事初の和歌山市役所玄関で市議団のみなさんと年はじめの宣伝をおこなった。握手を求められたり、「がんばってください、応援しています」と声をかけられたり。

 2日は10年来の恒例になっている紀伊半島探索に出かけた。熊野灘は穏やかにたゆたい、釣りをする人々がそこここにいた。

 南牟婁の山々は西牟婁や紀の川すじの山々とはまるで違い、見るからに人を寄せつけようとしない気配が漂っている。登ってみたい衝動にかられるが、いまはまだそのときではない。


(写真・・・4日朝、市役所玄関にて)
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by hara-yasuhisa | 2017-01-04 14:53 | Comments(0)


折ふしのうた


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