梅雨明けした、模様。

　とにかく湿度の高さには閉口する。ほんとに梅雨があけたのかと疑いたくなるが、気象庁がどこかの国の政権みたいにウソをつくはずもない。

　すさみ町の２ヶ所で「つどい」があり話をさせてもらった。太間川地域は山間の集落で、区長さんにお聞きすると戦後まもなくは７０数戸あったものが、いまは３２戸とのこと。「典型的な限界集落や」と。

　この地で共産党の集まりは初めてやと地元の党支部長。それでも９人のみなさんが足を運んでくれた。「消費税は値上げしないとだめなんやろうけど、食糧品などにはかけんといてほしい」との意見が。また、「とにかく木材で成り立ってきたとこやから、山で暮らしが立つようにしてほしい」の意見も出された。

　見老津地域は漁師さんの多い地域だ。夜の「つどい」にもかかわらず１８人のみなさんが来てくださった。「東北のガレキを受け入れるべきやないか。もし紀伊半島が大きな津波にやられたらものすごい量のガレキが発生する。それを思ったらお互い様やないか」と男性からのご意見。
　「ここはラジオの電波がいっさい入らない。この海岸の地域で防災情報も入らんの何とかしてほしい」との切実な声も出された。

　（写真は見老津の集会所で）