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熊野川町日足

熊野川町日足_e0258208_2153234.jpg


 熊野川町日足(ひたり)の「日本共産党のつどい」に参加した。

 行政局ビルから外を眺めていて・・・??

 「たばこ あります」のノボリがいくつもたっている。行政局やのになあ・・と思って、地元の人に尋ねてみた。

 「去年の水害で店屋もスーパーも跡形もなく消えたから、長いことここで物品を販売してたんや。いまでも近くにたばこを売ってるとこがないんで、ここで売ってるんや」とのこと。

 もとの日足に戻るのはまだ遠い先だ。
# by hara-yasuhisa | 2012-04-15 22:08

演説会650人

 この方は大学の先輩だ。

 穀田恵二(こくた けいじ)衆議院議員は岩手県出身。当時、立命館大学は学費が安いことで有名で、それが魅力で京都を遠くはなれたところからも学生が集まった。

 ときあたかも学生運動の真っ只中。歳が離れているので直接はお会いしたことがなかったが、運動をやっているもので「コクタ」の名を知らないのはモグリだろう。実に有名な人だ。

 この人の関西弁、というか京都弁は流暢なんだが、東北の出身だけあってときどき妙なイントネイションが混じるときがある。それを聞くといつもおかしい。

 4・14演説会は650人の方々が集ってくださった。カンパも19万数千円集まった。先日20歳の誕生日を迎えたという女性が感想文を書いてくれていた。20歳の旅立ちの糧になった演説会であればと思う。


演説会650人_e0258208_19214547.jpg

 
# by hara-yasuhisa | 2012-04-14 19:22

多喜二と、啄木と、

 小林多喜二が特高警察に捕まり、虐殺されたのは1933年2月20日。

 「書く奴はたくさんいるよ、だが、みな、手の先か、体のどこかで書いている。誰か、体全体でぶっつかってやる奴はいないかなあ。死ぬ気で書く奴はいないかなあ」と多喜二がいっていたと回想しているのは、彼と行動を共にしていた手塚英孝だ。

 その多喜二が4歳だった1907年、一家は秋田から北海道の小樽に移住した。この時、啄木もこの町で暮らしていた。啄木は社会主義に関する演説会に参加し、それを日記に書いている。
 
 こころよく
 我にはたらく仕事あれ
 それを仕遂げて死なむと思ふ

 4月13日は啄木没後100年。
 来年は多喜二没後80年になる。社会主義に理想を見ながら貧苦に倒れた啄木。日本共産党員として活動中に殺された多喜二。
# by hara-yasuhisa | 2012-04-13 11:25

啄木没後100年

夜寝ても口笛吹きぬ
口笛は
十五のわれの歌にしありけむ    


いのちなき砂のかなしさよ
さらさらと
握れば指のあひだより落つ


やはらかに柳あをめる
北上の岸辺目に見ゆ
泣けとごとくに  



啄木没後100年_e0258208_7575735.jpg

(古座川町)
# by hara-yasuhisa | 2012-04-13 08:01

人口減

人口減_e0258208_2155042.jpg


和歌山県の人口が減っている。

 10年このかた秋田県の人口減が日本一だ。人口減の上位には東北地方の各県が並んでいる。その原因はいうまでもなく農林漁業の衰退による地域経済の落ち込みだ。注目すべきは、関西の和歌山県が2位に入っていることだ。

 65歳以上の住民が半分以上という限界集落がふえている。たとえば、田辺市だけでも54の限界集落がある。この流れは農山漁村だけではない。市街地の中心部でも限界集落がふえてきている。

 これまで、市街地に住む人々の食べ物は農山漁村に頼ってきた。がしかし、この形は確実に崩壊しつつある。去年の水害のような巨大災害が起きれば、この崩壊は加速する。

 食糧が不足したら外国から輸入できる時代はすでに過ぎた。TPPなどと巨大企業の言い分を鵜呑(うの)みにするようなことをやっていれば和歌山県は、いや日本が崩壊する。

 民主党政権も、そしてまた和歌山県政も農林水産業の予算を削っている。愚かというほかはない。
# by hara-yasuhisa | 2012-04-10 21:56


折ふしのうた


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